当たり前だが病気になって良いことなんて一つもない。

難病になり、現代医学から見放された僕は
妻の協力を得て
様々な民間治療（普通のものから怪しいものまで）を探すことになるのですが 、
このブログで様々なセラピー体験記を書いていこうと思います。

まぁ結論から言えば、まだ治っていない訳で
どれもこの病気に対する効果はなかったのかもしれませんが、、、

出会えて良かったと思うのは
「アニマル・セラピー」です。

簡単に言えば
心を癒してくれるペットを飼う
ということなんですが、
西洋の国ではお医者さんも認め、
処方箋でペットを飼うことが推奨されるほど
効果があるのだそうです。

僕の場合、病気の恐怖から
最初の方は食事も出来ないし、
睡眠も出来ませんでした。

日に日に心身共に疲弊していき、
しまいには
「自分でこの人生を終わらせた方が・・・」と
考えてしまう所まで
追い込まれてしまいました。

そんな時、友人から
「気分転換にぜひ行った方がいい」と
保護犬や保護猫に会えるカフェ
「Lua」を 紹介してもらいました。

僕はもともと長年犬も飼っていたし
動物が大好きなので
そこは最高の場所でした。

不思議なことに、そのカフェにいる間は
食事ができるようにまでなりました。

病気になって以来
落ち込んでいた僕が喜んでいる姿を見て
妻は保護犬を家族に迎え入れることが
必須だと強く感じたそうです。

ただその話を妻にされた時、
すぐには決心出来ませんでした。

何故なら
「こんな病人の僕が
犬の一生を背負うことなんて
出来るだろうか？
幸せにしてあげれるだろうか？」
という気持ちがあったのです。

つづく

（このブログやSNSは妻が代筆しています）

動物たちとの出会い（2）～喜びと別れ～