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この病気のはじまり

初期症状についてですが
2017年の6月頃でしたか、急に眼が乾くようになりました。

僕は中学時代からずっとコンタクトレンズを使用していて、
朝起きたら付けて、寝るまで付けっぱなしという生活をしてきました。
その30年という間、別に目が乾くというようなことは無かったのに
突然40歳も過ぎて、コンタクトを付けているのが苦痛ぐらいのドライアイを感じました。

もちろん地元の眼科に行って調べてもらったのですが
「別にドライアイではないです。
コンタクトを変えてみたらどうですか?」と言われ
最新のものを購入。
それでも一向に改善せず、ドライアイ専門の眼科を受診。
そこでもドライアイではないという診断。
でも、目は乾いて仕方がない。

というわけで、わけもわからないまま
とりあえずコンタクト生活をあきらめて眼鏡生活にしました。

のちのち今の主治医に聞いてわかったのですが、
このドライアイ様症状(乾いてないのに乾く感じがする)が
僕が患っている中枢性羞明の初期症状なんだそうです。

この話を人にすると
「えーっ!?その時それに気付いていれば
防げたこともあるかも知れないのにね・・・。」
と言われるのですが、
主治医曰く
「別にその時わかっても発症してしまった以上、防ぐ方法はない」とのこと。

改めて原因不明の難病の恐ろしさを知りました。
初期に気付いても防げない訳ですから・・・。
基本的に病気治療の原則は「初期発見、初期治療」ですが、
それに当てはまらないというのが
トリッキーな難病ってやつなんですね。

逆に初期でわかってしまったら
進行に怯えながら生きなくてはいけなかった訳なので
知らなくて良かったと思うようにしています。

このブログに辿り着いて知ってしまった人がいるなら申し訳ありませんが、
そうなっていたら絶対に病院に行って下さい。
できれば面倒でも大きい病院をお勧めします。
そして必ず「眼球使用困難症の可能性はありますか?」と確認しましょう。

あまり無責任なことは書けませんが、
かなりレアな病気なのでなる確率は極めて低いと思います。
目が乾いていたらほとんどの確率でドライアイでしょうから、
あまり心配し過ぎないで大丈夫ですよ。
でもドライアイも辛いでしょうからしっかり治療しましょう!!!

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(写真)
僕が主に使用している遮光レンズはTOKAIのオーバーグラスタイプ。
先日電車の中でかけている人を妻が見つけて、
思わず声をかけたくなりました。
羞明(光過敏)は様々な眼の病気でも発症する人がいるらしく、
たまに遮光レンズをかけている人がいます。
サングラスを事情があってかけている人がいることへの理解が広まると嬉しいです。
ZoffさんとかowndaysさんとかJINSさんにも
いろんなタイプの遮光レンズを作ってほしいです!
濃さの違うレンズをシチュエーションによって付け替えられるとか。
僕はいつも数本持ち歩いています。
かばんの中はサングラスだらけ。
これが僕を守ってくれる大切なアイテムなのです。

(このブログやSNSは妻が代筆しています)

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